鉄道会社で着服・横領する方法【ゆっくり運転士のひとりごと】

ひとりごと

お客さんのお金など資産を扱う仕事をすると必ず発生する着服や横領
あの手この手で小銭を手にいれようとしますが、バレたら一環の終わり。
あなたはそこまでのリスクを背負うことができますか?
最後までご覧頂ければ、どんな手口があってどうなってしまうのかを知ってもらえると思います。
この動画では売上げ金・脱漏・窃取・なぜバレるのか・代償の5点に絞って解説します。
それでは出発進行。

着服するのに一番古典的な方法は、売上げ金をパクることです。
券売機や精算機の中のお金。
窓口での売上げやお釣り用のお金。
駅で一時保管されているお金。

これらのお金をこっそりと盗み出します。
この方法のアホな所は、翌日にすぐバレます。
と言うのも、いくら売上げがあったのかはデータで残っているわけで、手元にあるお金とデータの金額が合わなければ一発でバレます。
しかしながらバレたらすぐに犯人が捕まるということはありません。
なぜならばお金が取られたことは分かったとしても、誰がやったのかということの特定が以外と難しいです。
最近はこういった輩がでることを予期して、駅事務室内にも監視カメラが設置されているわけですが、決定的な瞬間が撮れているのかは微妙な所です。
犯人もそんなことは分かっているので上手く?監視カメラの死角を狙ってくるわけで、完全にいたちごっこですね。
ただ、こういったことをする奴は複数回やってくるわけで、働いていると○○が勤務している日に金がよく無くなるなぁって噂になってなんとなーく犯人が分かるのが常ですね。
とはいえ、決定的な証拠がないと会社も処分できないので、犯人がすぐに自供するとかがないと意外と逮捕のハードルは高いですね。

2人1組で現金を扱うことで不正を防止します。

さてお次の手口はちょっと頭を使った、売上げを計上しないテクニック。
お客さんが精算機などの機械を使う場合には問題はありませんが、今の時代でも人間を介して運賃・料金を収受する場合があります。
基本的にお客さんからお金を受け取ったときは機械などで○○円収受しましたと記録を残すのがセオリーですが、これをせずに自身のポケットにないない。
厳しく言えば逆粉飾をすることになります。
改札で精算を行う駅員。
車内精算を行う車掌。
ワンマン電車で運賃収受を行う運転士。

誰がやるのかは様々です。
例えば駅員バージョンで考えてみましょう。
改札で立っていると、乗越し精算が必要なお客さんがやって来ました。
正しい手順としてはお客さんから切符を受け取って、乗越し分の運賃を請求します。
で、お金を受け取るわけですが、このお金を闇に葬ります。
一昔前なら手計算でお金をやりとりしていたのでやりたい放題でしたが、最近はスーパーのセルフレジみたいな機械があって、計算やお金のやりとりは機械で完結させ、お客さんに領収書を発行します。
なのでお客さんの目の前で記録を残すので昔ほど取る奴はいませんが、そもそも機械を操作せずお金を貰ったら「はい、通って下さいと」お客さんを通す手口がありますね。

お客さんとのお金のやりとりで不正を働く奴がいます。

最後はガチでヤバい奴。
お客さんの物に直接手をつける。
遺失物の窃取です。
今までの着服は会社が被害を被る手口なので、悪事が発覚したとき会社対自分の構図となります。
なので最悪被害弁済をすれば、会社も大事にしたくない気持ちが働いてクビぐらいで済ませてくれたりもします。
ところが遺失物に手をつけてしまうと持ち主対自分の構図になるので、お客さんが許さないってなれば会社からの罰だけでなくしっかりと刑事罰を受けることになります。
なのでガチでヤバいです。
手口としてはいろいろ考えられますが、まず第1に拾得した遺失物を無かったこととする。
遺失物を拾得したときは、会社内のシステムにこの様な遺失物がありましたと登録することになります。
こうすることで会社内で遺失物の情報が共有され、別の駅などでお客さんから問い合わせがあったときに、○○駅でお預かりしていますと案内できる訳なのですが、この登録をせずに遺失物を丸々ポッケナイナイにします。
そして2つ目。
登録内容を誤魔化すです。
遺失物を登録する際にはその物の中身まで正確に情報を入力します。
例えば財布の遺失物だとしたら、中に入っている現金の総額、免許証やマイナンバーカードなどどんなカードが入っているのかなどなど、中身をすべて情報として入力します。
で、この時現金や金券など金目になりそうなものがあったとき、全部又は一部をポッケナイナイにして残りの情報だけを入力して誤魔化す手口があります。
さらに3つ目。
勝手に使い込むです。
拾得した遺失物は駅などで一時保管されます。
で、そのあと直接警察に持っていくか、会社内の遺失物センターに送りそこで保管して警察又は廃棄の手続きになります。
この一時保管している間に金目のものを使い込もうと考える奴がいます。
例えば遺失物のICカードを使ってコンビニで買い物でもしようと考えて実行するわけですが、保管時には一々なかのデータまで確認しないのでまぁ簡単にはバレないですね。
金目の物は普通、金庫など鍵をかけられるところで保管するのですが、まぁ上手いこと隙を突いてきますね。
最後に4つ目。
自分の物にしてしまうです。
届けられている遺失物を自分の物であるとなりすまし行為を行うため、普通なら遺失物を引き渡すときには身分証明書などで本人確認を行うわけですが、自分でこのあたりの処理をして他人を関わらせないことによってこの手口を成立させに行きます。

お客さんの忘れ物に手を付けるのは本当にやめた方がいいです…

さてここまで色々な不正がある旨の解説を行ったわけですが、上手く不正の仕組みを考えたとしてもいつかはお縄につく話しをしましょう。
ぶっちゃけた話し、これらの不正を行った者で初犯でお縄につくことはほぼありません。
そもそも発覚しないことも往々にしてあるので、犯人は味をしめることになります。
で、人間はバカなので複数回犯行を重ねてしまうんですよね。
こいつのときにいつも金がなくなるくない?
この人の日に売り上げが他の人と比べて少なくない?
○○さんが悪事を働いているという密告。
お客さんからなにかおかしいと言った声があった。
って感じでちょっとおかしくない?って疑いから調査が入って悪事が露呈してしまうっていうのが王道パターンになります。
では悪事が露呈した場合、どうなってしまうのでしょうか?

お金が絡む悪事が露呈した場合、まずそのお金の返還を要求されます。
ただあまりにも件数を重ねていた場合、古いものはなかなか証明しにくいので全ての分を補填するかと言われれば意外とそうではないですね。
で、先述もしましたがほぼ確実にクビになります。
会社人生的にはこっちの方が厳しいでしょうね。
基本は懲戒解雇。
温情で諭旨解雇の体にしてくれる場合はあります。
そして1番ヤバいのはお客さんに損害を与えてしまったとき。
自分の物を取られて納得する人なんているわけないので、警察が絡んでくる可能性が高くなります。
会社にだけなら保身から内々で処分して終わらせるってこともあるんですけどね…
警察に対して被害を申告されると、当然窃盗や横領の捜査が入ることになります。
そうすると刑事罰の対象となり、実名公表され罪が白日のもとに晒されることになります。
つまり今後の人生はさっし…ってなってしまいます。
再就職も厳しいでしょうし、どうするんですかね?
こんな感じでお金が絡んだ事件が定期的に発生しているわけなのですが、皆さんが報道などで見聞きするものはごく一部のものになります。
お金を扱う仕事をしている以上、どうしてもこの手の事件は定期的に発生してしまうのが常で、その場ではバレなかったとしても後日犯行がバレます。
そのリスクを払う代償はあまりにも大きすぎるわけで、私には理解できませんね。
皆さんも会社やお客さんの資産を取り扱う際にはご注意ください。

定期的世間にバレるので悪いことはやめましょう。

私がこの話の原稿を書いている最中。
見つけんですよ。
忘れ物の無記名のICカード。
お客さんがすべて降りた回送電車の車内で見つけたので、当然誰も見ておらずやろうと思えばポッケナイナイすることもできたでしょう。
でも当たり前ですがちゃんと忘れ物としての処理を行いましたよ、
これが人間としての当然の行動ですよ。

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