はじめに
電車に乗り遅れたときあなたならどうしますか?
9割方の人はあきらめるのですが、一定数電車を止めにかかる輩がいます。
最後までご覧頂ければ、そんな輩に乗務員がどう思っているのかを知って貰えると思います。
この動画では乗務員が迷惑に感じる動画を確認しつつ、なぜこんなことが起こる?・ギリギリの判断・損害賠償!? の3点に絞って解説します。
それでは出発進行。

動画を確認
まずはこちらの動画を確認してください。
新幹線が発車する瞬間。
女性と子供が電車を叫びながら追いかけます。

今、電車の側面に触りましたね。

駅員さんが電車から離れるよう放送するも、パニックになって聞いていませんね。
まだ追いかける…。
諦めが悪いですね。
ブレーキ音とともに電車は緊急停止してしまいました。

動画はまだ続きますが、結局この2人は乗れず、電車は発車していきます。
なぜこんなことが起こる?
動画では乗り遅れて必死になっているシーンしかありませんでした。
なぜ乗り遅れてしまったのか?場合によっては同情の余地があるかも知れませんが、それを理由に電車を止めて良い理由なんてものではありません。
ここからは私の推察ですが、この電車は相生駅で4分ほどの停車時間があります。
車掌は出発まで時間がある旨の放送をしているはずなので、この放送を聞いて「時間あるやん。写真撮りに行こ!!」の精神になったと思われますね。
で、写真を撮るのに夢中すぎて発車の放送も聞きもらし、500系は車両の端に乗降ドアがないので気付かぬ間にドアが閉まって発車してしまい、荷物は車内に残されたままでパニックになって電車を止めるに至ったって感じがしますね。
僅かな停車時間でいらんことをするなって感想を抱く方もいるかも知れませんが、一時降車して乗り遅れる人ってちょいちょい居ますよ。
ちょっと売店で買いもんとか、自販機でお茶を買うとか、ゴミをほかしに行くとか…
数分止まっている電車なら分かりますが、数十秒しか止まらない通勤電車でもやってきますからね。
で、乗り遅れると…

そして自分の過失を棚に上げて置いて、「ドアを開け直せ」とか「わざと閉められた」とかまるでこちら側に非があるように振る舞うマジで迷惑な存在です。
人によっては電車が動いていないのであれば再度ドアを開け直して乗せてあげる優しい人もいますが、私なら絶対に開けませんね。
だって客が悪いもん!!
ギリギリの判断
そもそも大前提として、基本的に一旦閉まったドアを開け直すことはありません。
逆にこれを許してしまうと、このパターンも開けろとか、前は開けてくれたのになんで今回はあかんのやと再現がなくなってしまいます。
「時間になったら電車のドアが閉まって発車する。」
これが当然のルールであり、融通を利かせれば電車はいくらでも遅れていきます。
しかも今回みたいに走り出したあとに緊急停止したにも関わらず、まだ乗せて貰おうとする考えには全く賛同できませんね。
そして動画をよく見てもらえれば分かるのですが、動き出した電車の側面に手を当てる行為。
普通に人身事故扱いになりますからね。
働いている側からしたらマジでこいつ何しとんねん案件です。
なので電車は緊急停止を余儀なくされた訳ですが、この場に居合わせた駅員と車掌の立場からしたらどの時点で電車を止めるのか?非常に悩む展開です。
最初は黄色い線の外側で騒いでいて、徐々に電車に接近して、電車に触れる。
基本的には電車に接触しそうになったら、駅員はホームにある非常ボタンを押して運転士・車掌に異常を知らせる。

車掌は非常ブレーキスイッチを操作して電車を止めることを求められます。

接触しそうになったのはどの段階なのかは各々が判断することになるので、ギリギリの判断を迫られることになります。
先述もしましたが走行中の電車に触れたら人身事故扱いになるわけで、それで怪我をしたら長時間の運転見合わせになるのでお互いにとって話がややこしくなります。
ぶっちゃけた話、車掌の立場からすると電車を止めたら、運転士に事情を説明して、指令に報告して、乗務区に帰ったら報告書を書きつつ、助役に事情説明しないといけないので滅茶苦茶面倒くさい案件です。
なので電車を緊急停止なんかさせたくないわけで、そのことを知っている駅員も必死に離れろと言っている訳ですがダメでしたね。
損害賠償!?
この手の電車を緊急停止させたといった話が出てきたときに、大抵多額の損害賠償が~って言う話で盛り上がります。
でもぶっちゃけた話今回のようなトラブルがあった場合、実際に現場でとる対応としては、本人に対して厳重注意。
よっぽど話が通じなくてごちゃごちゃ言ってくるような相手なら警察を呼ぶってぐらいでしかありません。
そもそも損害賠償を請求するためには損害が必要な訳で、今回のトラブルだと当該電車が数分の遅れで走ったってことでしかありません。
これで特急券類の払い戻しがあったわけでもなく、施設の損傷とかがあったわけでもなく、余分な人件費がかかったわけではないので、鉄道会社に与えた金銭的な損害はありません。
なので損害賠償なんて請求できるハズもなく、本人に止めて貰うよう話をするだけでしかありません。
まぁこれが現実ですね。
あと駅員としては、このお客さんの荷物が車内に残されていると思うので、次の駅の駅員なり指令を通じて車掌なり、誰かに車内に置かれた荷物を忘れ物として回収するように手配する仕事を増やされるので、腹が立つ気持ちが倍増します。
本人達はなにが迷惑なのか?いまいち理解していないかも知れませんが、現場で対応した駅員や車掌からしたらマジでええ加減にしろ案件です。
そもそも自分の落ち度で電車に乗れなかった訳で、リカバリーする方法なんてありません。
自分の行動を悔い改めて、次の電車に乗って頂ければ幸いです。

裏話
先述としましたが、こういった場合、電車を止めるのかってかなり判断に迷うことになります。
万が一お客さんが怪我をした場合、なんで電車を止めなかったんやって滅茶苦茶詰められることになります。
とはいえこの状況で私なら、どう考えても客が悪いと考える人間なので、止めずにそのまま電車を出しそうですね…←良くない思考回路…

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