はじめに
ダイヤ改正を行うと必ず発生する「なぜ接続しないのか」問題。
会社がアホだから?お客さんへの嫌がらせのために?
最後までご覧頂ければ、なぜ接続をしないのか事情を知って貰えると思います。
この動画ではなぜ接続しないのかを接続するしない・接続時分の2点に絞って解説します。
それでは出発進行。

接続する・しない
駅に到着したとき、目の前で乗換えたい電車が発車して行った。
もう1分待てよ。
ダイヤを組んだやつ誰やねん。
っと言ったご意見がダイヤ改正を行うと必ず発生します。
ダイヤ組んだやつアホかよと言う声に繫がるわけですが、鉄道会社も当然接続出来ていないことは把握しています。
そもそもダイヤ上、電車を接続させるのか否かはダイヤを組んだときに決定しています。
パターンとしては3パターン。
まずは最初から接続を考えてないパターン。
これは高頻度運転同士の路線の場合ですね。
例えば山手線と京浜東北線みたいな感じですね。
こういった路線同士では最終電車の連絡を除いて、日中は基本的には接続を考慮していません。
電車を降りたら次に来た電車に乗ってね~と言った考え方なので、一方が遅れても相手方は待つことなく、時間通り発車して次の電車に乗って貰うのがセオリーです。

2つ目はほぼ確実に接続させるパターン。
新幹線から接続する特急電車や、需要が多い乗換えだけれども列車本数が限られているなど、おおやけでこの電車同士は接続しますよと案内されている場合は可能な限り接続させます。
この可能なかぎりって言うのがくせ者で、電車に遅延が発生した場合、どこまで待つのかは個別に判断されます。
5分ぐらいまで待つのか、15分までなのか、それとも際限なく待つのかは、過去の経験則や当日の旅客数を判断して決めるので、絶対に接続しますor遅れたら外れますみたいなことは迂闊には案内することができません。

最後はあえて外しているパターン。
これが1番ご意見に繫がります。
文字通りあえて接続を取らずに外しています。
なぜかと言われれば理由は様々です。
例えば、ここを接続しようとダイヤを弄ると別の場所の接続が外れるとか、設備などの運転上の制約でどうしても時刻をずらせないなど、泣く泣く接続を外さないとどうしようもないパターン。
接続先の電車をどうしても遅らせたくないがために接続できるけど鉄道会社の都合であえて外しているパターン。
などなど理由を並べると鉄道会社の怠慢やろと言われるわけですが、とはいえどこかを立てればどこかが立たなくなるのがダイヤの現実です。
この手の話をすると必ず「でも1分ぐらいならなんとかなるやろ」と言われます。
乗換え時間のことを言われていると思うのですが、1分ずらしたことにより別の電車との接続が外れたり、線路の交差箇所において他の電車の運転に支障させてしまうなどここでは語りきれないぐらい様々な調整が必要になってきます。

接続時分
そしてそもそも1分ずらしただけで済むのかって話です。
恐らく、これを言われている方って普通の健常者の方だと思うのですが、まぁそんな人なら1分あれば走って簡単に乗換えられるでしょう。
でも残念ながら、1分の接続時間で足りるのは同一ホーム乗換えでかつ普通電車の場合ぐらい限定的な話になります。
鉄道は元気で走って移動できる人だけでなく、様々な人が利用します。
当然、足が悪いとか、荷物が多いとかいろんな人がいるわけで、移動に時間がかかる人でも乗換えられる時間を設定しないといけません。
同一ホームでも乗降に時間がかかる特急電車であればさらにプラスの時間がかかりますし、これがホームが変わるとなればもっと必要になります。
そんなのほっとけよみたいに言う人もいますが、国が誰でも円滑に移動できるよう配慮しろと言う以上、人によっては乗換えられないとなれば別のご意見に繫がります。
結果、接続させるとなると数分・十数分単位でずらさないといけなくなるので、ダイヤを考えるのは余計に大変になります。

そして電車は時として遅れる乗り物です。
それが鉄道会社起因によるものなのか、お客さん起因のものなのか、もしくは自然起因のものなのか。
それは時々に寄りますが、結果として最初の電車が遅れた場合、待たされる電車も当然遅れます。
で、待たされた電車は他の電車を待たすことになり…
って連鎖的に遅れは広がっていきます。
こうなればお客さんが言うことは1つです。
なんでこんな所まで遅れてるねんといったご意見を喰らうことになります。
確かに乗り換えに関係ないお客さんからしたら、意味の分からないことで自分の予定が崩れることに納得いかないのは分からなくもありません。
とはいえ下手に接続を外すと、なんで外れとんねんと言われるわけで、丸く収まることはまぁありません。
全ての電車が上手く接続できれば良いわけですが、無限に走っている電車の全てを接続させるなんて物理的に不可能です。
どこをどう接続させるのかはお客さんの数や、設備の制約を考慮しているわけで、上手くいっていない接続はその裏には色々な事情が隠れていることを察して頂ければ幸いです。
裏話
おおやけ的には接続を取ってないって電車間での接続でも人によっては走って行けば間に合うってことは往々にしてあります。
しかしながらハンディキャップなどで乗り換えれない人はそれが気に食わないってことで、人権侵害であるといった訴えを受けることもあります。
接続を1つで人権問題を訴えられるなんて凄いその世の中ですね…

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